楽天グループ株式会社

松尾 詩帆 さん Matsuo Shiho
英文学科 2015年度卒業 / 北海高等学校出身

発表時も冷静に対応できる、
支えてくれるのは北星で培ったコミュニケーション力

 入社以来、楽天市場に新規出店する店舗への営業を担当しています。常に相手の立場で考えることを心がけ、出店者との良好な関係構築を目指しています。現在はマネージャーとして2つのグループを管理し、組織の運営や取引先との交渉では、大学時代にスキー部の活動で培った調整力や対応力を活用しています。社内の公用語が英語なので、定例ミーティングでは英語で発表し、聞かれたことにもとっさに英語で応じなければなりませんが、学科での学びや派遣留学を通して英語での応対に慣れていたため、冷静に対処することができています。楽天では、国籍やセクシャリティなどのダイバーシティが尊重されています。英文学科で、アメリカの文化やジェンダー社会についての講義を通して知見を深めることができたことも、多様性が求められる社会を生きるために必須な学びだったと思います。

私の4年間の学び

1年次
高校時代にカナダへ短期留学をした際、思うように英語が話せなくて悔しい思いをしました。もっと英語力を伸ばして再度留学したいと考えて英文学科を選びました。
2年次
英会話の講義では習熟度によってクラスが分かれていました。派遣留学を見据えて、より上のクラスを目指し、積極的に発言するなどの努力を重ねていました。
3年次
派遣留学に必要なTOEFL®の点数をクリアするために、毎日夜遅くまで勉強しました。無事に基準を満たし、アメリカのルイス&クラーク大学で1年間学びました。
4年次
帰国後すぐの就職活動では、就職支援課に助けられてばかりでした。20社以上受ける中で鍛えられ、自己分析もクリアになったタイミングで楽天から内定が出ました。

MESSAGE
受験生たちへメッセージ

 英文学科は英語を勉強するためだけの学科ではありません。大事なのは英語を使って何をするかということです。英語が話せると興味や行動の幅がぐんと広がりますし、海外留学では、現地の学生はもちろん日本の他大学の学生と関わる機会もあります。英語そのものではなく、英語を使いこなすための方法を学ぶという姿勢で、視野を広く持って挑戦してみてください。

インタビュー内容は、2021年11〜12月に取材したものです。

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