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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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◀ 2016 私の留学スタイル(アメリカ体験リポート)

新しい自分をめざして、アメリカ体験レポート

私の留学スタイル

異なる言語と文化の壁を乗り越えて、 渡部さんは大きな自信と行動力を手に入れました。
(アメリカ・ジュニアータ大学に留学。 期間は4年生4月〜翌年3月)

From Korea

文学部 英文学科 4年

渡部(わたなべ) 友里愛(ゆりあ)さん

大麻高等学校出身

英会話を習い始めたのは小学生の頃。中学生の時にアメリカでホームステイを経験し、留学を希望するようになった。今後の目標は、北星学園大学での勉学と派遣留学で高めた英語力・行動力を活かして、グローバルな社会人に成長すること。中国語の語学力向上もめざしている。

「留学で自分を変える」という強い決意で派遣留学に臨みました

 渡部さんが北星学園大学文学部英文学科に進学したのは、アメリカ留学という夢を叶えるためでした。 「私が子どもの頃から英会話を習っていたアメリカ人の先生が北星学園大学で英語を教えていたので、この大学の派遣留学制度のことを聞く機会があり、興味を持っていました」
 渡部さんが大学1年次に入ったクラスには海外経験者が多く、クラスメイトたちのスピーキング力の高さに刺激を受けました。また、自分の意見を主張するより人の意見に従うことが多かったり、人前での発表や発言が苦手なことを自覚するようになりました。 「大学に進学して、もともと持っていた留学の夢に“消極的になりがちな自分を変える”という決意が加わり、よりいっそう勉学に励みました」
 大学2年次の3月には、TOEFL得点など派遣留学に必要な応募基準と派遣基準の両方をクリア。派遣留学先がアメリカのジュニアータ大学に決まった後は、国際教育支援課や派遣留学経験者から情報を得て留学準備を進めました。

講義でも、サークルや寮でも、積極的な気持ちを持ち続けました

 4月からの春派遣でジュニアータ大学に留学した渡部さんは、前半をESL※クラス中心に学び、夏休み明けの後半は地元のアメリカ人学生と一緒に受講する「経済」や「パブリック・スピーキング」などを履修しました。 「『パブリック・スピーキング』を選択したのは、人前での発表にどんどん挑戦してスピーキング力を高めたかったからです」
 この講義で渡部さんはスピーチを7回行い、自分の考えを述べる力と英語力を鍛えました。また、北星学園大学で1年次から学んでいる「中国語」も履修しました。
 派遣留学中は異文化交流も積極的に行いたいと考えていた渡部さんは、ジャパニーズクラブというサークルで会計を務め、日本の食や文化を紹介する活動にも取り組みました。
 寮生活でも前半はアメリカ人学生、後半はスペイン人留学生とルームシェア。特に後半に暮らした国際交流目的のGlobal Villageという寮では、互いに料理を振る舞う食事会や交流イベントが多く開催され、各国の文化や習慣を知ることができました。

ボランティアやホームステイを体験し、旅行で見聞も広めました

派遣留学の前半と後半を挟む夏休みを利用して、渡部さんはアメリカ西海岸でボランティアとホームステイを体験しました。ロサンゼルスでのボランティア活動では、食品工場で発展途上国向けのドライピーチ(乾燥させた桃)を生産する作業を行いました。「ボランティアチームにリーダーが必要ということで、私が立候補しました」
 2週間の活動後はロサンゼルスで1ヵ月半程、サンフランシスコで約1週間、ホームステイしました。海外や日本の留学生とメキシコやラスベガス、ニューヨークなども旅行しました。
 派遣留学の成果は期待していた以上のもので、自信を持って行動する自分に変わることができました。価値観や考え方の違う人たちと交流したことで視野が広がり、多角的に物事を見ることもできるようになりました。
 帰国後の渡部さんは「もっと知りたい、体験したい」という思いをさらに強くしており、中国への渡航や東南アジアでの短期ボランティアも計画しています。後悔のない学生生活を送るため、渡部さんはますます意欲的に行動しています。

※ESL:English as Second Language
「第二言語としての英語」という意味で、英語を母国語としない人のための英語教育。語学学校をESLと呼ぶことも多い。

ジュニアータ大学には約45カ国から留学生が集まってきます。自分の考えを積極的に述べる他国の学生たちからたくさん刺激を受けました。
夏休みに行ったボランティア活動は、地元アメリカの学生や世界中を旅するバックパッカーなど、さまざまな人と交流する機会にもなりました。
留学生のみんなと日帰り旅行も楽しみました。派遣留学の1年間でたくさんの友だちができ、帰国する時はとても名残惜しかったです。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

私は派遣留学を経て本当に多くの経験をし、自己成長も語学力の向上も達成できました。これは私の人生の中でとても貴重な経験です。留学の夢を持っているなら、ぜひ北星で叶えてください!

University Information

[留学先大学]

アメリカ・ジュニアータ大学

University Information

■所在地
人口約9,000人の町ハンティンドンにあり、アメリカ・ペンシルバニア州の中央に位置している。東部の景勝地や名所旧跡を訪れやすく、鉄道の便もよい。
■設立年と規模
1876年創設。学生数は約1,600人。約45カ国の留学生が学ぶ国際色豊かな大学。
■留学先としての魅力
ESLが充実しており、英文学科以外の学生も学びやすい。1人の留学生に1人のアドバイザーが付き、勉学から生活面まで留学中のサポートをしてくれる。学内に7つの寮がある他、学外にも何軒かのシェアハウスがあり、静かで安全な生活環境が整っている。

[北星学園大学・短大部留学情報]

■海外協定校は米国、中国、英国、カナダ、韓国、台湾、スペイン、スイス、インドネシアにあり、毎年約20名を派遣し、約80名を受け入れています。全学科の学生に派遣留学のチャンスがあります。 その他に短期研修として、ドイツ、フランス、台湾、東南アジアなどに2~3週間滞在する「海外事情」や「海外実習」、デンマークでの「海外福祉計画実習」など、学生の専攻に合わせた多彩な海外プログラムも用意されています。
■短期大学部:英文学科には5カ国7大学への海外短期留学、約4週間の海外語学研修があり、生活創造学科にも約10日間の海外研修があります。