受験生に贈るキャンパスライフ情報「スターボックス」

HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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◀ 2016 学生生活 Pick up!

学生生活
Pick up!

経済学部 経済学科 3年

多田(ただ) 朋仁(ともひと)さん

苫小牧東高等学校出身

高校3年間はサッカー部に所属。将来は小学校教員をめざしており、1年次から北星学園大学で履修できる「中学校教諭一種免許状(社会)」と「高等学校教諭一種免許状(公民、地理歴史)」の教職課程の他に、2年次からは本学と聖徳大学との連携による「小学校教諭一種免許取得支援プログラム」も受講している。

北星ピア・サポーターの活動で 発言と行動の大切さを学びました

北星ピア・サポーターになって、運営内容を詳しく知りました

 北星ピア・サポーターは学生どうしの学び合いや学びのサポートを目的に、2014年度に大学公認の組織として発足しました。ピア(peer:仲間)をサポート(support:支援)するという意味のこの組織は、全学部全学科から公募・推薦で選出された約80名のメンバーによって運営されています。
 活動任期は2年次6月から4年次5月までで、経済学部経済学科の多田さんも2016年度からピア・サポーターとして活動しています。 「僕が大学に入学した当時、すでにこの組織があり、新入生対象の履修相談会に参加した記憶があります。でも、その相談会を行っているのが北星ピア・サポーターだという認識はありませんでした」
 多田さんが詳しい運営内容を知ったのは、自分自身が活動に加わってからです。メンバーになった時点でも北星ピア・サポーターについてよく知らず、自分がどのように活動すればいいのか、戸惑いもありました。

ピア・サポートの交流イベントで他大学の学生から刺激を受けました

北星ピア・サポーターには、大きく分けて2つの活動があります。1つは、学科代表として自分の学科の説明会などを企画・運営する活動。もう1つは係活動といって、総務人事係・企画係・広報係のいずれかの係に所属して、組織全体の運営に関わるものです。多田さんは企画係に所属しました。
 多田さんが2年次の秋頃、名古屋・名城大学の学生ピア・サポート団体から北星ピア・サポーターに連絡が届きました。冬に同大学で開催する交流イベント「ピア・サポート Active Conference〜新入生支援改革〜」に参加しないかという誘いでした。そこで多田さんを含む有志約10名が名古屋に赴き、15大学1企業が集まる交流イベントに参加。互いの活動を紹介し合ったり、グループワークで新入生支援企画を考えたりしました。
「他大学の学生と交流して印象に残ったのは、積極的に発言する姿勢です。僕たちも自分の考えを自発的に周りに伝えれば、活動をより充実させていけるだろうと思いました」
 北星ピア・サポーターについて説明を求められることもあり、自身の組織への理解をもっと深める必要も感じました。

新企画の実現に向けて行動した経験は、社会でも役立つと思います

 名古屋の交流イベント参加と前後して、多田さんは同じ経済学部経済学科のピア・サポーター3名と翌年度の1年生向け学科説明会を話し合い、新企画を考えました。自分たちが科目選択で苦労した1年次前期の「入門演習」※をビデオで紹介するというものです。
「この演習は2年次から始まるゼミと同じ少人数の授業で、教員15名が各自担当する内容や分野の中から学びたいものを選ばなければなりません」
 入学して間もない1年生の参考になるように、教員の方々がそれぞれの担当内容について説明している姿をビデオに撮ろうと考えました。
「僕の所属ゼミ担当の中村一浩教授は学科長をされていたので、教授に相談してみました」
 企画意図を理解してくださった中村教授は、教員の方々に協力を呼びかけてくださいました。直接の交渉が必要な教員の方については、自分たちから研究室に赴いて話を聞いていただき、了承を得ました。
 交渉からビデオ撮影まで1ヵ月以上時間がかかる場合があるなど、前例のない企画にチャレンジする際には苦労もありましたが、ビデオ紹介は好評で、多田さんは「困難に思えることも、絶対に成し遂げるという気持ちがあれば実現できる」という手応えを感じました。この経験は、多田さんが社会に出た時にもきっと役立つはずです。

※入門演習:カリキュラム変更により、2017年度で終了予定

私のキャンパスライフ

全体的な学科説明会の他、個別に対応する履修相談会も北星ピア・サポーターの活動です。この日も新1年生(一番左)が相談に来てくれました。
2016年の秋、北星ピア・サポーターとして星学祭(大学祭)に初めて参加しました。隣にいる仲間は同じ学科学年で、一緒に徹夜して準備しました。
星学祭では小学生から大人まで楽しめる催しを企画。協力してくれたピア・サポーターや有志の学生と意見交換しながら企画を練り上げました。
ピア・サポートの交流イベントで初めて名古屋へ。名城大学をはじめとする本 州の学生と交流して、他大学の活動内容などを聞くことができました。

よりぬきの1枚と私の目標

2年次後期から労働問題や社会保障を研究する中村一浩教授のゼミに所属。学科の学業の他に教職課程も履修していて、将来は小学校の教員になるという目標を持っています。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

受験のゴールは「第一志望校合格」と勘違いしがちですが、めざすゴールは大学卒業後の将来です。進学先が決まったら、全力で頑張ってください。強い意思があれば将来への道は必ず拓けます。