経済学部 経営情報学科 3年
北山 凌さん
札幌西高等学校出身
実行委員会と勉強に打ち込み、
公認会計士と教師の夢へ
高校時代は、バレーボールに打ち込みキャプテンを担当。経済・商業の分野を学ぼうと進んだ大学では、2年次に会計の面白さを知り、深く勉強に励むようになった。大学祭実行委員会では委員長を担当。多くの人と交わり、取りまとめる仕事に、大きなやりがいを感じている。
経済学部 経営情報学科インフォメーション
現代の企業経営について、経営、マーケティング、会計、情報の各分野の基礎を学び、実社会で有効活用できる実践力の養成を図っています。
経済や商業の分野を学び、大学で一生の友だちに出会いたいと思いました
北山さんの高校時代は、バレーボール部でキャプテンの役目を担い、部活と勉強に打ち込んだ3年間でした。
「高校生のときは大学受験の勉強が主でしたが、大学では自分の興味を持ったことをとことん学べるだろうなと思っていました。学びたかったのは、経済や商業の分野。親から『大学の友だちは、一生の友だち』という話を聞かされ、気心の知れる友だちに出会えればいいなという期待もありました」
北山さんは、他の大学を志望して合格しましたが、学習環境が整っていて気持ちよく学ぶには最適な大学だと考え、北星学園大学を選択。マーケティング、マネジメント、会計、情報の分野を幅広く学べる経営情報学科に入学し、すぐに大学祭実行委員会と生協学生委員会の活動に参加しました。
大人数を取りまとめる委員会の仕事で、成長できることにワクワクします
大学祭実行委員会では大学祭と体育祭の企画・運営に取り組み、80人以上の仲間の意見を取りまとめ、生協学生委員会では生協の職員と関わりながら新入生歓迎イベントなどを企画・運営するという北山さん。大学祭実行委員会では委員長を担当しています。
「大人数の意見をまとめるのは大変ですが、やり遂げたときには一回り成長できることにワクワクします。定例会の指揮、新イベントの企画・実行、各部署同士の意見調整、サークル・業者・企業との打ち合わせなど仕事は多岐にわたりますが、イベントが成功したときの喜びは格別。この経験は、社会に出て絶対に役立つと思っています」
サークル活動以外は、空いている時間があれば図書館で勉強に打ち込んでいるという北山さん。最も力を入れているのは、会計についての勉強だといいます。
「大学に入って簿記・会計を知り、その魅力に惹かれていきました。会計に関する科目はいずれも初めて学ぶものばかりで内容はかなり難しいですが、新しいことを知る喜びを感じ、毎日充実感を覚えています。会計学のゼミでは、ディスカッションしながら学ぶことで、独学で身につけた知識と新しい知識が結びついて、より深い知識が身に染みていくように感じます」
在学中に公認会計士の国家資格を取るため、日々勉強に取り組んでいます
会計の世界に魅せられた北山さんが目指しているのは公認会計士。現在、大学在学中の国家資格合格を目指し、日々勉強に取り組んでいます。
「会計に興味を持ってから公認会計士という職業を知り、調べていくうちにどんどん興味が湧いてきて『絶対、公認会計士になってやる!』と思うようになりました。国家資格の合格率は低く、在学中に資格を取るのはかなり稀ですが、だからこそ勉強しがいがあると思います」
北山さんには、さらにもう一つの夢があり、遠い将来を見据えて人生を考えています。
「公認会計士はある程度お金が貯まったらやめて、その後は教師になりたいと思っています。公認会計士として大企業の監査をするような仕事は大きなやりがいだと思いますが、一方で多くの人に何かを伝える仕事をやってみたい。教師になって、子どもたちに社会で生きていく上で必要なことを教えていきたいと思います」
公認会計士と教師という二刀流の夢。普通は思い描かないような未来へ向けて、北山さんは強い気持ちで勉強に取り組んでいます。