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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

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特集 私たちがここで学ぶ理由
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経済学部 経済法学科 4年

目黒(めぐろ) 裕大(ゆうた)さん

札幌英藍高等学校出身

副専攻で学びの幅を広げて
公務員と税理士の夢へ

公務員と税理士を志望しており、それぞれに必要な学びが得られると感じて北星学園大学に入学。経済法学科で経済学と法律学をまんべんなく学ぶとともに、副専攻制度を活用して簿記や会計学も学んでいる。必修にこだわらず広く履修した大学の学びとともに、剣道部の活動やアルバイトで培った人脈とコミュニケーションスキルは一生の財産。

経済学部 経済法学科インフォメーション

国や地方の行政、金融、法務、税務・会計などの各分野をはじめ、コンプライアンス(法令の遵守)が求められる企業において活躍できる人材の育成を目指しています。

学科の枠を超えた学びで将来の選択肢を広げたい

 高校に入った頃から公務員志望だった目黒さん。合同大学説明会に参加して複数の大学を比較した結果、北星学園大学の充実したカリキュラムに最も惹かれたそうです。「税務職員として経験を積みながら税理士の資格を取得したいと考えていたので、経営情報学科がいいなと思いました。その一方で経済法学科も面白そうだと感じ、迷っていたんです。調べてみると北星には所属する学科の専門課程に加えて副専攻を修得できる制度があると知り、幅広い学びを通して将来の選択肢が広がりそうだと感じました」。

授業と部活動、バイトを通して学内外に人脈を培った

 あらかじめカリキュラムが決まっている高校と違い、大学では関心のある科目を自分の意志で選んで学ぶことができます。目黒さんは経済法学科に所属しながら副専攻で経営情報学を学んできました。学科の枠を超えた学びから得たものは、知識だけではなかったと言います。「経済法学科は必修科目が少ないので、興味のある講義を多く履修するうちに、福祉心理学科や文学部の友人がたくさんできました。他学科の学生と知り合う機会はなかなかないので、良い選択だったと思います」。
 授業以外にもさまざまな活動を通して人脈を広げてきた目黒さん。3年次まで剣道部の部長を務め、大会を通して他大学の学生とも交流を深めてきました。カフェのアルバイトでは新人スタッフの指導を任されたり、地域交流の一環としてコーヒーサービスのボランティアも経験。学内外の交流を「両親から『大学で培った人脈は財産になる』と言われましたが本当でした」と笑顔で振り返りました。

大学には、苦手を克服できるチャンスがある

 民事訴訟法を中心に研究するゼミに所属する目黒さん。ゼミでは実際の訴訟を想定し、学生が裁判官や原告・被告の立場で討論を行います。現在は、全国15大学17ゼミナールが参加して香川大学で10月に開催される「民事訴訟法合同ゼミナール」に向けた準備が進行中。「ゼミは活気があってコミュニケーションも盛んです。時には議論が白熱することもあり、大学で学んでいる手応えがあります」と目を輝かせる目黒さんですが、実はもともと法律は苦手だったそう。なぜ苦手な分野をあえて学ぶのでしょうか?
 「最初は難しくても、ひとつ理解すると関連する項目が理解できるようになり、どんどん面白くなっていくんです。心理学の講義で『人はわからないことを追究するために苦手なものへ突き進む』という言葉を聞き、苦手なことを面白いと思える瞬間を味わえるのはすばらしいことなんだと実感しました」。
 苦手を克服できるチャンスがあるのが大学の良い所。せっかく大学に入ったのだから、自分の可能性を広げるために挑戦しよう。そんな思いで目黒さんは今、必修ではない卒業論文にあえて取り組んでいます。それは入学時に抱いた「勉強は今しかできない。大学で学べるものは学んで充実した4年間を過ごしたい」という思いの集大成に他なりません。

輝いています、学生生活。

大阪で行われた剣道の大会後、打ち上げで街を散策。大会の疲れが忘れるくらい楽しみました。
剣道部の夏合宿にて。練習後にも関わらず疲れるどころか大いに盛り上がり、サークルの仲間が大切な存在だと改めて気づきました。
合同ゼミでは全国各地の大学で民事訴訟法を主に研究するゼミナールが集結。対戦した名城大学の学生との交流を通じて、地域ごとの文化や考え方の違いを実感しました。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

大学は自分の可能性を広げてくれる場所であり、ここで経験したすべてが一生の財産になります。受験勉強は大変だと思いますが、最後まで諦めずに頑張ってください!