社会福祉学部 福祉計画学科 4年
後藤 颯人さん
海星学院高等学校出身
社会福祉士の合格率は随一。
北海道の福祉に貢献したい
高校時代は書道部をはじめ3つの部活動を掛け持ちし、ボランティア活動にも打ち込んできた。英語教員を目指していたが、ボランティアなどで養護学校や聾学校を訪れたことがきっかけで福祉計画学科に進学。大学でもボランティアと国際交流のサークルに所属し、交友関係を広げてきた。趣味は空や季節の写真撮影。
社会福祉学部 福祉計画学科インフォメーション
福祉サービスを必要とする人々の視点に立って、これからの社会・経済において「人と人をつなぐ」プロの育成を目標としています。
進路に迷った時も「進学するなら北星」の思いは変わらず
英語教員を目指していた後藤さん。「進学するなら北星」と決め、高校2年の時には英文学科のキャンパス説明会に参加しています。しかし受験が近づくにつれて進路に迷いが。その頃、福祉計画学科に進学した先輩の話を聞き、興味を持ったそうです。「ボランティアやインターンシップで養護学校と聾学校に行った経験があり、福祉の仕事を身近に感じていたこと、北星は社会福祉士の合格率が道内No.1※であることが決め手になりました。さっそく福祉計画学科の説明会に参加。先生方や先輩方がとても明るく、好印象でした」。おしゃれな雰囲気の学内施設や周辺環境にも惹かれた後藤さん、趣味のカメラでキャンパスの風景を撮影するほど気に入ったそうです。
※厚生労働省 (公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)発表による(通信課程を除く)
学びを最大限に活かして北海道の福祉に貢献したい
社会福祉士を目指す後藤さんが特に関心を持っている科目は、地域福祉と社会保障法。「特に社会保障法については、判例や福祉六法を用いて福祉の法律を学び始めて興味を持つようになりました。2年次までは福祉全体を広く捉えた学びがメインでしたが、3年次からは法律などの知識に基づいて個別の事例を考える学びが増え、福祉の現場に即した考え方を身につけることができました」。
後藤さんの夢は北海道庁の福祉職として働くこと。「生まれ育った北海道の福祉をよりよくしたいという思いがあります。卒業研究も『地域福祉の観点から、北海道内における買い物難民問題について』をテーマに選びました。社会福祉士の資格取得に必要な科目もすべて単位を取得済み。この大学で学んできたことを最大限に活用し、地域の役に立てる仕事ができればと考えています」。
勉強やサークルで得た人脈と経験を糧に
「大学の本分は勉強」と考え、講義の空き時間もラーニング・コモンズを利用して勉強することが多いという後藤さん。そこで得たものは知識だけではありません。「ラーニング・コモンズで知り合った人や、サークルで仲良くなった人と一緒に課題に取り組むこともよくあります。長期休暇を利用して旅行に行ったり、食事をしながら何気ない話でたくさん笑ったりできる仲間との出会いも、大学で得た貴重な財産です」。2つのサークル活動で会計と副部長を担当し、多くの人と交流を深めながらさまざまな業務をやり遂げてきた後藤さん。その経験は、公務員として地域の暮らしを支える上でもきっと活きてくるはずです。