短期大学部 生活創造学科 2年
渡部 真子さん
旭川北高等学校出身
多彩な分野を学べる自由な履修モデルで、やりたいことがきっと見つかる
書道部と写真部で作品制作に打ち込んできたけれど、進路に迷っていた高校時代。広い分野を学ぶことでやりたいことが見つけられるのでは、と生活創造学科に進学。経済学に興味が湧き、大学編入という新しい目標が見つかった。友達とおいしいご飯を食べること、好きなバンドのライブを観に行くことが日々の活力。
短期大学部 生活創造学科インフォメーション
生活全般に関わる知識と実践的な技能の修得を通じて、「生活を知的に創造する」発想と能力を持った人材育成を目標としています。
私がやりたいことって何?答えを探して北星へ
高校時代はやりたいことが見つからなかったという渡部さん。周りの友達が大学合格を目指して猛勉強に励む中、進路が決まらず焦っていた高校3年の秋、北星学園大学短期大学部に出会いました。「生活創造学科は7つの履修モデルを通してさまざまな分野の学習ができると知り、ここなら自分のやりたいことが見つけられると思ったんです」。受験のために選択した科目を学ぶ高校のカリキュラムとは違い、大学では自分の好きな勉強や興味のある分野を深く学ぶことができ、自由な学生生活が送れるのでは──そんな期待を抱いて進学を決めたそうです。
自由な空気に背中を押され、北星ピア・サポーターに加入
入学した渡部さんを待っていたのは、個性豊かな友達や先輩たちでした。興味のある科目を自分で選んで時間割を組み、サークル活動や勉強、アルバイトなど、それぞれが好きなことに自発的に取り組んでいる。そんな自由な空気に背中を押されるように、渡部さんも学生のための学習支援を行う大学公認組織「北星ピア・サポーター」に加入しました。「短期大学部は2年間という限られた時間で必要単位を取得し、先生や先輩、友達との人間関係を築かなくてなりません。皆さんが学生生活をスムーズに送れるよう、ラーニング・コモンズの運営や学習サポート、新入生歓迎企画などに取り組んできました」。
経済をもっと深く学びたい。やりたいことが見つかった!
学生生活を謳歌する中、勉強に対する意識にも変化が。生活創造学科では1年後期から7つの履修モデルに分かれ、各分野に特化した学習を深めていきます。渡部さんは経済・経営履修モデルを選択。「生活と資産」という科目を履修し、経済への興味が俄然高まったそうです。「ファイナンシャル・プランナーに関する学習内容で、お金の動きを身近に感じられ、将来について考える良い機会となりました。なんとなく面白そうだからと気軽に受講しましたが、学ぶほどに興味が湧いて、勉強の手応えを十分に味わうことができました。特に力を入れて取り組んだ最終レポートも先生からお褒めの言葉をいただき、非常に良い思い出です」。
卒業後は経済学部への編入を希望。「入学時は就職するつもりでしたが、興味を持った経済をもっと深く学びたいと思うようになりました。推薦入学を希望しているので、今は成績を意識して勉強に打ち込んでいます」と渡部さん。高校時代に見失っていた「やりたいこと」を、この2年間でついに見つけたようです。