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2024年取材
「礼儀や作法に多くの学びがあり、
一つ一つの所作から茶道の奥深さを感じます。」
茶道部
今村 百花さん
文学部 英文学科2年
お着物がよく似合う凛とした佇まいが印象的な今村さん。お客様への心遣いや部員への思いやりが深く、その丁寧な話し方から人とのつながりを大切にする信念が窺えます。高校生の頃から続けてきたという茶道の奥深さや面白さについて、熱く語っていただきました。
週2回、火曜日と水曜日に活動しています。火曜日は先輩部員が稽古を教え、水曜日は外部からお越しになる須釜先生にご指導いただいています。活動時間は13時から19時まで。授業の合間でも参加できるように長めに時間をとっています。現在、部員数は23名です。
高校時代に茶道部に入部したのがきっかけです。最初はお菓子と抹茶に惹かれて初めましたが、1〜2年ほど続けるうちに礼儀作法や言葉遣いなど多くの学びがあることに気づき、茶道の奥深さに魅了されるようになりました。
お茶を点てる一連の所作や、それを行う人のことを「お点前」と呼びますが、このお点前には様々な作法があります。特に、お茶を点てる前に道具を清める所作がありまして、これはお客様に綺麗な道具を使っていることを示す意味があります。こうした細やかな心遣いに奥深さを感じますし、とても魅力的だと思います。
お客様には特別な作法を気にせず、ただお茶碗を両手で持ってゆっくり召し上がっていただければ大丈夫です。点前では、大きな泡を残さず、カプチーノのようにきめ細やかな泡に仕上げるよう心がけています。
茶会には「点前」「お客様」の他に「水屋」と呼ばれる役割があり、裏方でお茶を立てたり点前のサポートをします。部活では、茶会に向けてこの3つの役割の練習をし、円滑に進められるよう準備しています。
点前はまず道具を清めることから始まります。棗(茶筒)と茶杓(茶匙)を袱紗という布で清め、茶碗も清めます。次に、抹茶を茶碗に入れ、お湯を注いでお茶を点て、お客様にお出しします。召し上がった後は茶碗や道具を再び清め、片付けて終了となります。また、行事で茶会を開く際は「半東」という補佐役が付きます。点前は基本的に話さないので、半東が代わりに茶会のテーマや床飾りについて説明をし、MCのような役割を果たします。
※2024年取材