経済学部 経済学科 3年
岡田 健吾さん
芦別高等学校出身
日本で初めての試みという
「新聞活用」の講義に興味
高校では野球部に所属。同じ野球部出身で北星学園大学経済学部経済学科に進学した先輩から話を聞き、同学科の志望を決めた。将来の職業は公務員を希望。社会でも役立つボランティア活動や検定資格取得に取り組んでいる。ワンダーフォーゲル部に所属。
経済学部 経済学科インフォメーション
地球規模のグローバルな視点と論理的思考能力をあわせ持ち、経済学という教養を身につけた「世界で通用する人材」の育成を目指しています。
日本初の試みである「新聞活用」という講義に興味を持ちました
高校の教科で「政治経済」が得意だった岡田さんは、高校生の時から先生の指導を受けて新聞をよく読んでいました。大学でも経済学を学びたいと考えていたところ、北星学園大学経済学部経済学科に進学した高校野球部の先輩が、同学科に「新聞活用」という講義があることを教えてくれました。
「この講義は他の大学では取り入れていない、日本で初めての試みだと知って、とても興味を持ちました」
先輩は他にも、国際交流が盛んな大学の雰囲気やサークル活動について話してくれたので、岡田さんは自分の学生生活を具体的にイメージすることができました。「大学では一人暮らしになることが決まっていましたが、もともと料理が好きでキッチンにもよく立っていたので、自炊生活に不安はありませんでした」
実際に大学入学後は炊事洗濯を面倒に思うこともなく、一人暮らしを楽しんでいます。
期待の講義で視野が広がりました。検定資格取得にも取り組んでいます
岡田さんがぜひ受けたいと望んでいた「新聞活用」の講義は、大学1年の時に履修。期待通りのおもしろさで、自分の成長にもつながったと感じています。
「一番刺激を受けたのは、学生それぞれが選んできた新聞記事について意見や考えを発表し合うグループディスカッションです。自分と全く違う意見がたくさん出て、視野がぐんと広がりました。この講義を通して、友だちもたくさんできました」岡田さんは、在学中にいろいろな種類の検定資格取得にも挑戦しようと考えています。
「パソコンのワード検定資格は、大学1年の時に学内の講座で取得しました。将来にも役立つと思うので、簿記2級の検定試験も個人的に受けようと計画しています」この他、大学で苦手意識を克服した英語の実力を試すTOIECや、大学で初めて触れて好きになった中国語の検定も受けたいと考えています。
ボランティア活動に参加。将来の夢を叶える勉強も開始しました
大学3年の現在、岡田さんは中村一浩教授のゼミに入り、少子高齢化などの社会保障について知識を深めています。将来は公務員として地方行政に関わりたいと考えているので、福祉現場を知る活動として、高齢者施設と障害者施設のボランティアを行いました。
「大学内で募集が出ていた東日本大震災被災地派遣ボランティアにも参加したいと思っています」
公務員をめざすにあたっては、大学2年の半ばから就職支援課が実施している学内公務員講座を受講しています。また、大学3年からはキャリアデザインプログラムにも参加。就職サイトへの登録も済ませています。
「このサイトや就職支援課からインターンシップ募集の情報を得られるので、市役所や区役所があれば、ぜひ応募して行政の職場体験をしてみたいと思っています」
岡田さんは懸命に学業に励むとともに、将来に向けた準備も着々と進めています。