経済学部 経済学科 4年
山田 茉耶茄さん
立命館慶祥高等学校出身
高校生で好きになった経済を
もっと深く学びたいと希望
高校ではチアリーディング部で活躍し、3年の時には部長も務めた。進学後は大学1年から綿密な履修計画を立てて学業に励んだ。計画通りに単位を取り、時間に余裕ができた大学4年には高齢者施設のボランティアも経験した。就職は損害保険会社に採用が決まっている。
経済学部 経済学科インフォメーション
地球規模のグローバルな視点と論理的思考能力をあわせ持ち、経済学という教養を身につけた「世界で通用する人材」の育成を目指しています。
先生や先輩からの話で、楽しい大学生活のイメージを持ちました
高校の授業で学んだ経済は山田さんにとって新しい発見の連続で、大学でもこの学問を学びたいと思いました。
「高校の先生や大学の広報誌などから得た情報を参考に、志望校を北星学園大学経済学部経済学科に決めました」北星学園大学の学風については、先生や先輩からの話で、学生たちがのびのびと楽しく学べる大学というイメージを持ちました。「私は高校のチアリーディング部に所属していて、部活動の先輩がこの大学の経済学科に進学していました。それで、その先輩に大学での様子を聞いたら、大学生活を心からエンジョイしていることが伝わってきたので、私もきっと楽しい大学生活を送れると思いました」
大学に合格した後は、同じ先輩から入学前の準備なども教えてもらえたので、あまり不安にならずに大学生活に入っていくことができました。
経済を学ぶことで、世の中の動きに対する関心が強くなりました
山田さんは充実した大学生活を送るため、大学入学後にまず大学4年間の履修計画を立てました。それは、計画的に単位を取ることで大学4年は余裕を持って就職活動を行うためです。大学1年からさまざまな講義を積極的に履修してきた中で、山田さんが一番興味を持ったのは中村一浩教授の“社会政策論”です。
「中村教授の“社会政策論”の講義で高齢化社会を取り上げた同じ時期に、TVで放送された高齢化に関する特集番組を観て、経済と高齢化の関係をより深く理解することができました。それ以来“社会政策論”に興味を持つようになり、大学4年からは中村教授のゼミで少子高齢化問題を研究しています」
この他、雇用と経済の関係を考える“労働経済論”、環境問題から経済を見る“環境経済学”など、身の回りの出来事が経済と結びつくことを学んだ山田さんは、以前にも増して世の中の動きに関心を持つようになりました。
アルバイトやボランティア活動でも貴重な経験ができました
「何ごとも最後までやり遂げる」ことが信条という山田さんは、履修計画の実行はもちろん、大学1年の5月から始めたコーヒー専門店のアルバイトも卒業まで続けていく予定です。「今は学生アルバイトの中でトップの立場になり、後輩たちの指導も行っています。店内のレイアウトやグッズの発注業務も任されていて、コーヒーアドバイザーの資格も取得するなど、貴重な経験をたくさんさせていただきました」
本格的な就職活動に入る前、大学4年の春には個人的に高齢者施設に申し込んでボランティアも行いました。「利用者の方々と接する体験をしたことで、ふだんの生活でも高齢の方と気負わずに話せるようになりました」
就職は損害保険会社に内定しており、卒業前に実施される損害保険募集人資格取得の試験に向けて勉強するなど、山田さんは社会人になるための準備に取りかかっています。