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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

starbox2015

2016 社会福祉学部 福祉臨床学科▶
特集 私たちがここで学ぶ理由
07

社会福祉学部 福祉臨床学科 3年

(わき) 菜摘(なつみ)さん

帯広三条高等学校出身

就きたい仕事をめざして
この学科で学ぼうと決心

将来は人を支援する仕事に就きたいと考え、社会福祉士など国家資格の受験資格が取得できる北星学園大学社会福祉学部福祉臨床学科に進学。特技は少林寺拳法。大学の少林寺拳法部で第47代主将を務めた他、北海道学生少林寺拳法連盟の常任委員としても活動している。

社会福祉学部 福祉臨床学科インフォメーション

地域や施設で生活上の問題を相談援助する「ジェネラリスト・ソー シャルワーカー」の育成を目指しています。

人を支える仕事に就くために、福祉を学ぼうと思いました

 脇さんは、大学で心理学を学びたいという希望を持っていました。「将来はカウンセラーのような、人の心をケアする仕事に就きたいと考えたからです」きっかけは、小・中学校で人間関係に悩んだ時期に保健室の先生に支えてもらったという脇さん自身の経験です。「私もあの時の先生のように、悩んだり、辛い思いをしている人たちの気持ちに寄り添って支援したいと思いました」
 大学進学の志望動機を聞いた進学担当の先生は、「心理学を学んでも、脇さんがイメージしている仕事に結びつかないかもしれない」という話をしてくれました。その話を聞いて、自分が学ぶべき学問は心理学ではないと考えた脇さんは、福祉系の学科に注目して北星学園大学社会福祉学部福祉臨床学科を見つけました。そして、この学科で人の心に関わる仕事について学ぼうと心を決めました。

1年生の実習体験で、精神保健福祉に興味を持ちました

 人を支援する専門職をめざすという高い志しを持って進学した脇さんですが、福祉分野の領域や具体的な仕事の種類については大学に入ってから詳しく学びました。「精神障害を抱えた方の支援について重点的に学びたいと思うようになったのは、大学1年の基礎実習がきっかけです」脇さんは、病院や地域が連携して精神障害のある方たちの支援活動を行っている日高管内の社会福祉法人で実習を行いました。「4日間の日程で利用者さんやスタッフと触れあって、こういう方たちと関わっていけたらいいなと思いました」
 それまで、脇さんは在学中に社会福祉士の資格を取得しようと考えていましたが、この実習体験を経て、精神保健福祉士の資格取得もめざすことにしました。どちらも国家資格で、1年生からしっかり単位を積み上げていくことが求められるので、よりいっそう学業に励むようになりました。

夢を叶えるための大学生活だから、大変だけれど頑張れます

 2つの国家資格の取得をめざす脇さんの大学生活は、毎日が多忙です。社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験を受けるためには、1年生から取得する一定の単位の他、それぞれの国家資格受験に向けた指定科目の単位と指定時間を満たす実習が必要だからです。「社会福祉士に関連する実習として、大学3年の夏休みに1ヵ月間、地元・帯広の社会福祉協議会に行きました」精神保健福祉士の受験資格に必要な実習は、大学4年の夏頃に行う予定です。
 卒業論文の準備もそろそろ始めなくてはならない時期ですが、脇さんは学内の少林寺拳法部と北海道学生少林寺拳法連盟の活動にも取り組んでいます。「自分自身の心の成長につながるので、少林寺拳法はずっと続けていきます」
 学科の講義に加えて国家資格の受験準備や卒業論文の構想など忙しい毎日ですが、人を支援する仕事に就くという目標に迷いはなく、脇さんは充実した大学生活を送っています。

輝いています、学生生活。

北星学園大学の少林寺拳法部は女子も主将を務めます(写真左から45代、私・47代、46代主将)。
主将として苦労もありましたが、いい経験ができました。
中村和彦教授のゼミには医療ソーシャルワーカーや精神保健福祉士をめざす学生が多く、互いに切磋琢磨する仲間としていい刺激や元気をもらえます。
ゼミの一環として病院見学にも行きました。実際に病棟を見たり、病院内で働く精神保健福祉士の方から話を聞くなど、現場に触れる貴重な体験になりました。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

大学生活に希望と期待を持ち、自分の可能性を信じて受験勉強を頑張ってください!今の努力はいつか自分の自信になり、なにかを始める時にあなたを大きく成長させてくれます。