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HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY
HOKUSEI GAKUEN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE

starbox2015

2016 文学部 英文学科▶
特集 私たちがここで学ぶ理由
01

文学部 英文学科 4年

西尾(にしお) 優花(ゆうか)さん

札幌清田高等学校出身

英語で演劇や異文化を学べる
カリキュラムが魅力

英語を好きになったのは、高校2年の時。アメリカ人ALT(外国語指導助手)の先生との交流で英語に興味を持ち、英会話教室に通い始めた時期から成績が伸びた。さらに英語を学ぶため、北星学園大学に入学。大学3年で約1年間のニューヨーク私費留学を実現している。

文学部 英文学科インフォメーション

豊かな知識と実践的な英語力を身につけ、グローバル化する現代社会において創造的に活躍する人材の育成を目指しています。

英文学科に演劇ゼミがあることを知り、ここで学ぼうと決めました

 子どもの頃からDVDなどでミュージカルをよく鑑賞していた西尾さんは、演劇に強い興味を持っていました。「大学では大好きな英語を学びたいと考えていましたが、数ある大学の中で北星学園大学に惹かれたのは、この大学の英文学科に演劇ゼミがあったからです」英語で演劇を研究するというゼミは、英語もミュージカルも好きな西尾さんにとって魅力的なものでした。「大学では、ミュージカルの本場・ニューヨークに留学するという夢も持っていました」
 北星学園大学の海外協定校がニューヨークにないことを承知していた西尾さんは、大学1年から私費留学の準備を開始。学科と教職課程の単位を可能な限り取る一方、費用を貯めていきました。そして、大学3年の夏、念願のニューヨーク留学を実現。初めてタイムズスクエアに立った時は、「やっと来た」という思いが込み上げたといいます。

約1年間のニューヨーク留学は、出会うものすべてが「学び」でした

 留学先では、まず語学学校で英語を学び、途中から並行して演劇学校にも通いました。
 「語学学校では最初にintermediate(中級)のクラスに入りました」修了時にはupper advance(最上級)のクラスまで上がることができたということで、西尾さんがどれだけ努力したかがわかります。
 「ニューヨークでは街ですれ違う人みんなが夢を追って走り続けている感じだったので、私も学校、街中、劇場のどこでも出会うものすべてを吸収しようという意欲に燃えました」
 演劇学校では演技や歌唱などの実技授業の他、演劇が人を惹きつける魅力や街における演劇の役割といったことも学びました。もちろん、ミュージカルの観劇もしました。「留学当初から8ヵ月間は寮生活でしたが、その後はアパートを借りて2ヵ月間、マンハッタンで独り暮らしをしました」留学中はどこにも旅行に行かなかったという西尾さん。100%ニューヨークを堪能する充実した留学生活を送りました。

興味のある分野をひとつに絞れないので、将来はまだ未知数です

 西尾さんの口ぐせは「人生、1度だけでは足りない!」です。英語や演劇のほか、異文化コミュニケーションや教育にも興味があり、どの分野も学んでみたいという思いが自分の中にあふれているといいます。「ニューヨークの演劇学校に通ったのは、さまざまな角度から演劇を学ぶことで、なにか見えてくるものがあると考えたからです」
 帰国後は、2016年6月に行われる教員資格認定試験に向けて勉強に励む毎日を送っています。「学校の先生はある意味、エンターテイナーだと思うんです。授業の進め方というシナリオを作って、生徒という観客を前にパフォーマンスする。そう考えると、教育と演劇はつながるので、教員という仕事にも演劇を学んだことが活かせると思っています」ただ、西尾さんは卒業後にすぐ教員になるとはまだ決めてはいません。もっと勉強したい気持ちもあり、将来の方向性を定めるにはもう少し時間が必要だと感じています。

輝いています、学生生活。

私はインターナショナル交流サークル「Hi-C」に所属して、2014年度には部長も務めました。部室はいつも人が集まるアットホームな場所です。
ニューヨーク留学中、心に余裕がなくなったり、目的を見失いそうになった時はタイムズスクエアに行きました。ここに立つと初心に戻れる気がしました。
留学先の語学学校には、国籍や年齢の違う人がたくさん集まっていました。クラスメイトはみんな仲がよく、ハロウィンパーティーなどを楽しみました。

MESSAGE BOX後輩へのメッセージ

大学は、いまの自分の可能性だけで決めるのではなく、将来自分がやりたいことを考えて選んでください。少し背伸びしてでも、将来につながる道を自分から拓いていってください。