経済学部 経済法学科 4年
天野 良祐さん
札幌英藍高等学校出身
ここで4年間学ぶことで
目標を見つけられると期待
高校生の頃から友人の影響で政治に興味を持っていた。大学2年次まで法律学を中心に学び、3年次からは金融関連のゼミに所属。同年には学内公務員講座の受講も開始した。卒業までに資格取得や海外旅行もしたいと考えている。サークルは1年次からスキー部に所属。
経済学部 経済法学科インフォメーション
行政、企業、金融、税務・会計などの各分野において、法律に精通した経済のスペシャリストや経済のセンスを備えた法律のスペシャリストの育成を目指しています。
大学合同説明会で話を聞き、この大学、この学科に魅力を感じました
天野さんは高校生の時から、政治関連のニュースやテレビの国会中継に関心がありました。政治に詳しい友人から話を聞くうちに、政治の動きが気になるようになったのです。
「大学では法律を学びたいと考えていました。北星学園大学経済学部経済法学科
に進学しようと思ったのは、大学合同説明会で聞いた話がきっかけでした」
北星学園大学の担当者から「将来なにになりたいか、まだわからない人は、この大学で学ぶことできっと目標が見つけられる」という説明を受けて、この大学で学びたいと思いました。
また、経済学部経済法学科では自分の興味に合わせて、経済学中心または法律学中心、両方をバランスよく学ぶなど、自由に履修計画を組み立ててよいという点にも魅力を感じました。誰でも受験前は不安になるものですが、天野さんは不安を打ち消すように一生懸命勉強したので、合格した時はとても嬉しかったといいます。
目標を持った友人と出会って、勉学に取り組む姿勢が変わりました
大学1年次から2年次までの間、天野さんは民法関連の科目を中心に学んでいきました。しかし、1年次はそれほど熱心に学ぶ学生ではなかったと自分を振り返ります。
「もっと勉学に励まなければ、と気持ちが大きく変化したのは2年次です。金融関連の講義で出会った友人が証券アナリストの資格取得をめざしていて、目標に向かって頑張っていました。その姿を見て、自分も漫然と送っていた学生生活を改めようと思いました」
天野さんの周りにはこの友人の他にも成績優秀な学生が多く、彼らから大いに刺激を受けました。そして、2年次に真剣に勉学に取り組んだ結果、順位が大幅に上がって学科10位台の成績を収めることができました。
「この経験から、わからないことは素直に友人に聞いたり自分で学び、きちんと復習するなど、当たり前のことをコツコツ積み重ねる大切さを学びました」
自信をつけた天野さんは、公務員受験にも挑戦しようと考えるようになりました。
この大学で幅広く学び、将来の目標も見つけることができました
天野さんが学内公務員講座を受講し始めたのは3年次の6月です。最初は公務員という仕事には漠然としたイメージしかありませんでしたが、勉強が進むにつれて明確になり、国家公務員をめざすようになりました。
「3年次からは秋森弘教授のゼミに入って、日本の金融政策などについて研究しています」
天野さんは秋森教授の誘いでこのゼミに所属しましたが、2年次までほとんど金融関連の科目を履修していませんでした。そこで、ゼミで深く学ぶために3年次に「金融論」「証券論」「マクロ経済学」といった科目を履修して、基礎知識を身につけました。
「ゼミに入った当初は専門用語が大きな壁でしたが、3年次に金融科目を集中的に学んだことで難しい経済ニュースも理解できるようになりました」
かつて高校生の時に大学合同説明会で説明を受けた通り、天野さんはこの大学で幅広く学び、将来の目標も見つました。これらの結果は、意欲的に学んできた天野さんの努力が実を結んだことを物語っています。