短期大学部 生活創造学科 2年
谷岡 麻由さん&谷岡 真帆さん
静内高等学校出身
進学の動機も目標も異なる二人
同じ学科を選んだのは偶然のこと
双子の姉妹。高校時代、姉の麻由さんは卓球部に所属し、高校3年の時に高体連全道大会に出場。妹の真帆さんは書道部で活動し、二度の全道大会出場を経験。本学に進学後は親元を離れて一緒に生活。麻由さんは「経済・経営」、真帆さんは「生活心理」の履修モデルを選択し、楽しく学んでいる。
短期大学部 生活創造学科インフォメーション
生活全般に関わる知識と実践的な技能の修得を通じて、「生活を知的に創造する」発想と能力を持った人材育成を目標としています。
姉は進路相談で薦められ、妹は自分で見つけて、進学を決めました
谷岡さん姉妹が同じ北星学園大学短期大学部生活創造学科に進学したのは、単なる偶然でした。姉の麻由さんは高校の担任教諭に進路を相談して、この学科を薦められました。
「志望校を決めなければならない時期に、私はまだ将来にやりたいことが決まっていなかったので、幅広い分野が学べる内容に魅力を感じました」
妹の真帆さんは就きたい仕事があったので、専門学校を志望していました。しかし、周りの意見を参考によく考えた結果、その仕事への道に進まないと決めました。
「自分の意志でそれまでの夢を手放しましたが、将来のことが白紙に戻ってしまいました。この先どうしようと悩んでいた時に、この学科のことを知りました」
キャンパス説明会で詳しい話を聞き、ここなら興味のあることを学びながら新たな夢を見つけていけそうだと感じました。就職内定率が90%以上という点にも、心を強く惹かれました。
それぞれ、自分の興味や関心のある履修モデルを選択しています
北星学園大学短期大学部生活創造学科には7つの履修モデルが用意されています。姉の麻由さんは、入学前から「経営・経済」を履修しようと決めていました。理由は、もともと経済に興味があったことと、キャンパス説明会で話をした「経営・経済」担当の溝口雅明教授の人柄に親しみを覚えたからです。
「溝口教授は高校生の私にも理解しやすいように、わかりやすく話してくださいました」
「経営・経済」では自分が選んだ課題について発表することが求められるので、講義を受けるたびに人前で発言する経験も積んでいます。
妹の真帆さんは、日常の心理学的な問題に挑む「生活心理」を履修しています。
「1年生の時に先輩方による履修モデルの紹介があり、『生活心理』の先輩が心理テストをやってくれました。それでこの履修モデルに興味を持ちました」
小さな子どもが大好きという真帆さんは、心理学の中でも乳幼児期・児童期の心の発達や成長を学習する発達心理学に興味を持って学んでいます。
2年次は就職活動や卒業論文もあり、多忙な学生生活です
2年間の学生生活は短いけれど、谷岡さん姉妹は充実した日々を送っています。講義が終わった後や週末に女子ラクロス部の練習がある日は、一緒にグラウンドに行きます。同じサークルに入ったのも、たまたまだったと妹の真帆さんが話してくれました。
「最初は高校の時のようにお互いに違う部活動をしたいと考えていたのですが、ラクロス体験をしてみたらとても楽しくて、二人ともぜひこの部に入りたいと思いました」
高校では卓球部だった姉の麻由さんは、初めての団体競技に戸惑いもあったそうですが、持ち前の運動神経でじきに上達しました。
就職に関しては別々の職種を考えています。姉の麻由さんは高校の時に取得したパソコン技能や電卓、情報処理の認定資格も活かせるので、事務職を希望しています。妹の真帆さんは人と関わることが好きということで、販売や接客などの仕事も視野に入れて活動中です。
就職活動に見通しがついた後はそれぞれの卒業論文に取りかかるということで、二人とも短期大学部の2年間を有意義に過ごしていました。