サークル紹介「ボードゲーム研究会」

サークル紹介

ボードゲーム研究会

2023年取材

ボードゲーム研究会部長 森本琴美さん

社会福祉学部
心理学科2年

ボードゲーム研究会
森本 琴美さん

「部長になったばかりなんです」と少し照れながらもボードゲームの魅力について静かに熱く語ってくださった森本さん。部員のこともゲームのこともとても大好きなことが窺えました。
淡々と気負わないけれど、内に秘めた責任感の強さが伝わる部長さんでした。

 

部員おすすめゲーム

クリプティッド
ボード内の1箇所にいる未確認生物を誰よりも先に見つけ出す推理ゲームです。各プレイヤーごとに、未確認生物の生息地のヒントがたくさん書かれている紙が渡されます。他のプレイヤーに渡されているヒントを聞き出し、ボード中の1マスを先に見つけ出す。という遊び方のゲームです。先に見つけることができた時はとても楽しい!


キャリコ
キャリコは猫を集めて得点を稼ぐ、タイルを使ったパズルゲームです。ボード内には「猫たちが好きな柄の絨毯」のタイルがあります。絨毯を組み合わせて、猫たちを集めて得点を稼ぎます。絨毯の組み合わせ方次第で得点はどんどん上がっていきます。少し考えることはありますが、綺麗に絨毯ができた時はとても楽しいゲーム!


街コロ通
各プレイヤーがどんどん建物を買って建てるゲームです。「ランドマーク」の建物のカードの中から、3つの建物を建てるとゲームセットになります。プレイヤーはダイスを振る数を1つか2つ選ぶことができて、出目に応じてコインのやり取りが発生します。そして、コインを集めて建物のカードを手に入れることができます。他プレイヤーが何のカードを持ってるかを観察しながら次に買うカードを選んだり、ダイスを振る個数をプレイヤー自身が決めることができるのでゲーム性が高いです。2~5人で遊べて、皆で楽しめます!

ボードゲーム研究会の雰囲気は?

なじみやすくて本当に部員同士の仲が良いサークルだなって思っています。2年生の途中から入部をした部員も多くて、学年が違っても一緒にご飯を食べに行ったりします。

ゆるい雰囲気で、話が脱線しすぎてゲームが進まないっていうこともあるぐらい(笑)

 

ゲームへの参加条件は?

「このゲームやりたい人!」と声をかけて、そのゲームをやりたいと思った人たちで集まり、学年にはこだわらずに一緒にゲームをしています。

 

部員はどんな人が多いですか?

みんな癖が強いと思います(笑)でも、みんなに共通していると言えるのは、本当に優しい人たちだということです。

ゲームで理不尽な負け方をしたら悔しい気持ちになると思うのですが、勝ち負けの結果で、嫌な気持ちとかには一切ならないです。ボードゲーム以外でも一緒に遊んでいる仲なので、本当にみんな仲が良いと思います。

 

ゲームの種類にはどの様なものがありますか?

人生ゲームのような双六ゲームとか、モノポリーみたいなゲームもありますし、瞬発力が必要なゲーム、記憶力が必要なゲーム、人狼ゲームに似た2~3つのメンバーに分かれて嘘をついたり相手の心情を読み取りながら遊ぶゲームとか、いろんな種類のボードゲームがあります。

 

ボードゲームはどのくらい所有していますか?

トータルで200個程度はあるんじゃないかなと思います。部員から集めた部費と、学校祭に出店した売り上げなどを使って、毎年買い足しをしています。

ゲームの購入は、大通公園にあるボードゲームカフェに部員たちと行って、初めて見るゲームをプレイしてみて、面白かったら「じゃあサークルで買おうか!」みたいな感じでゲームを選んだりしています。

 

お気に入りのゲームは?

「ナンジャモンジャ」です。結構知名度のあるゲームだと思います。高校生の時に、友達とテスト前にナンジャモンジャで遊んでいて、テストに出てくる歴史上の人物などの名前をゲームのキャラクターに付けていて、それがすごく面白かったという思い出があります。

ナンジャモンジャ
8種類のキャラクターが描かれたカードがあり、そのカードを山札から引いて、一番最初にキャラクターを出した人が、そのキャラクターに固有の名前をつけることができます。山札から2回目以降、そのキャラクターが出た時に「一番最初につけた名前を叫ぶ」という遊び方です。正しいキャラクターの名前を早く叫べた人がそのカードを貰えて、最終的にカードをいっぱい持っている人が勝ち。

 

入部して良かったことは?

ボードゲーム研究会では、初めてゲームを遊ぶ人に説明する機会が多く、以前に比べて物事を説明することが上手くなれた気がしています。

ボードゲーム研究会に入って成長したことを、上手く活かせるような仕事に就けたら良いなと思っています。

 

上手な説明のコツは?

順序立てた説明を意識しています。
まずはじめに「何をするゲームで、何ができたら勝ちなのか」を説明をします。それから、「勝つためにはどのような手順でゲームを進めるべきか」「こうすると強くなる」などの、具体的なアドバイスは最後に伝えるようにしています。

 

ボードゲームの魅力は?

私たちはコロナ渦の中で、いろいろと制限されている高校・大学生活を過ごしてきました。その中で「相手の顔を見て話すこと」はとても大切なことだと思うようになりました。

今はオンラインでも色々とゲームができますが、あえて対面でボードゲームをしているからこそ、相手の顔の表情から読み取れることがあり、より良い関係を相手と築くことができると思っています。

人によっては「本当に顔に出るタイプ」の方もいるので、表情から考えを読み取ることができて、臨場感のある対面のゲームだから、次の手の予想がついたり…など、試行錯誤することが好きなのでボードゲームが魅力的なのだと思っています。

ボードゲーム研究会

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ボードゲーム研究会

北星学園大学のボードゲーム研究会では週2~3回くらい、教室を借りてみんなで集まってボードゲームをしています。じっくり2人で遊ぶゲームから、大人数でワイワイ盛り上がるゲームまで、いろんな種類のボードゲームがあります。活動日には、集まった部員たちでボードゲームを選んで、16:20~19:50までの活動時間いっぱいまでみんなで遊んでいます。

是非ボードゲーム研究会に遊びに来てほしいです。
ボードゲームで遊んだ経験や興味があまりないとか、UNOぐらいしかカードで遊んだことがないっていう人もいると思います。でも、UNO以上に面白いゲームは世の中にたくさんありますよ。待ってます!

※2023年取材