MENU
2015年取材
経済学部
経済学科3年
弓道部部長 猪早さん
高校1年生の時にバドミントン部に入る予定が、ひょんなことから弓道部へ入部し、それから弓道の魅力のとりこに。そんな弓道を中心とした毎日を心から楽しんでいる猪早さん。目をキラキラさせて話す様子がとても印象的でした。
高校生から弓道を始めて、最初の基礎作りが本当に大変で、元々体力が全然なかったこともあり、そこから体を作っていくのに苦労しました。最初は誰よりも下手だったので、基礎の練習はつらかったんですけど、最終的には(高校時代に)全国大会やその他の大会にもたくさん出場できたので、きっかけ自体は偶然だったけど弓道部に入ってみて良かったなって思っています。
まず一人矢を4本ずつ持って団体になり、より多くの的に矢が当たった方が勝ちです。団体戦と個人戦がありますが、基本は団体戦を重視しています。
一番最初に打つ人が「大前(おおまえ)」、一番最後に打つ人が「落ち(おち)」というポジションで、「大前」と「落ち」になるべく強い人が入ることが多いです。
弓道は体全体を使って行うものなので、日々その状態を一定にするのが難しい。日によって当たる日もあれば、はずす日もあって、例えばテストなどが近づくと、弓を引きながら「あぁテスト勉強しないとなぁ」と頭の中で考えて集中できないということも、たまにあります。
その心と体の波をどれだけ小さくできるかが、本当に難しいところです。
弓道部は部員約20名。大学敷地内にある弓道場で、男子はⅡ部リーグ昇格、女子はⅠ部リーグ優勝を目指して日々練習に励む。普段は自主的な練習を中心にしながらも、定期的に外部の師範から指導を仰ぎ、技術向上にも余念がない。
※2015年取材