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「English Camp in北星 Online 2021」受賞作品が決定しました!

2021年12月23日

 「English Camp in 北星」は本学が2016年から毎年道内高校生を対象に行っているイベントです。コミュニケーション言語としての英語を実践的に学ぶことを目的に、1泊2日の英語使用キャンプ、動画コンテストを行ってきました。今年度は、昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し「English Camp in北星 Online 2021」と題してのオンラインプレゼンテーションコンテストを実施しました。
 道内高校1,2年生の参加者が、3~5名程度のグループ毎に“Student Life in Japan”というテーマに沿って英語のプレゼンテーションを作成し、ウェブ会議ツール「Zoom」を利用してオンライン発表・動画収録を行いました。
 本イベント実行委員による提出作品それぞれの厳正なる審査の結果、受賞作品に選ばれたグループは以下の通りです。参加グループの各作品は非常に完成度が高く、協力して楽しんで作った様子がよく伝わりました。なお、受賞に相応しい作品が複数あったため、 “Originality Prize” は2グループが受賞しています。審査員による表彰式動画もぜひ合わせてご覧ください。

★表彰式動画

各受賞グループ作品
★Hokusei Prize(Overall Best)
作品名:OUR SCHOOL LIFE
グループ名:5 stars
高校名:札幌聖心女子学院中学校・高等学校

【受賞理由】
最優秀賞であるHokusei Prize に選ばれたのは、札幌聖心女子学院中学校・高等学校の “5 stars”の皆さんの発表です。
活発で協調性のある発表でした。発音もとても良く、見ていて楽しくなります。プレゼンテーションの情報は、特に海外の人にとっては興味深いものです。実際の学校生活のビデオや画像を使うことで内容が非常に充実しています。ジェスチャーやボディランゲージ、発表中の会話なども、見ていて飽きないプレゼンテーションになるよう工夫されていました。

★Technical Prize
作品名:SHS News
グループ名:士別翔雲2年生
高校名:北海道士別翔雲高等学校

【受賞理由】
「士別翔雲2年生」の皆さんの発表は、ニュースリポーターのようなスタイルで、その工夫に審査員はとても感心しました。リポーターの映像が画像に重なり、テレビのニュース番組のようなプレゼンテーションになっています。自分たちの持っている技術をクリエイティブに使い、日本での修学旅行の経験を強調するのによく役立てているため、Technical Prizeに選ばれました。

★Originality Prize
作品名:ICT ~Incorporated Classroom Tools~
グループ名:flying cloud
高校名:北海道士別翔雲高等学校

【受賞理由】
“flying cloud”の皆さんは、日本の学校生活をICTというキーワードを使って紹介する独創性があります。日本の学校におけるテクノロジー活用の現状と課題、パンデミック時のICT活用、そして教育現場でのテクノロジー活用の未来予想図が語られました。このプレゼンテーションは、日本の学校生活というテーマに対して批判的な思考と実践的なアプローチを示しており、新鮮かつタイムリーなものでした。

★Originality Prize
作品名:Student Life in Japan
グループ名:hgs mens power
高校名:北海学園札幌高等学校

【受賞理由】
“hgs mens power”の皆さんの発表は、日本の教育の歴史について詳細に説明し、審査員は大変感心しました。スピーカーはカメラを見て伝えることがとても上手です。歴史に深く入り込んでいて、非常に勉強になる発表でした。内容が深く、講義を受けているようです。スライドの内容が濃く、スピーカーが話す内容をよく補完しています。

★English Language Prize
作品名:Japanese School Culture
グループ名:Gakusatsu Girls
高校名:北海学園札幌高等学校

【受賞理由】
グループ “Gakusatsu Girls”の皆さんは、内容を明確に理解して発表に臨んでいました。スライドは、写真や画像と話す単語をリンクさせ、聴く側の理解を深める工夫がされていました。とても素晴らしい英語の発声ができており、スライドの補完によりとても分かりやすかったです。明確な言葉と伝わりやすさが素晴らしいため、English Language Prizeに選ばれました。

English Camp 実施中の様子
今回のイベントは、参加高校生グループがウェブ会議ツール「Zoom」を利用してプレゼンテーション発表を行うことを最終目標としました。
本番の発表前には “Meeting Day”と題したリハーサル日を設け、本学の在学生がそれぞれのグループの発表を聞き、プレゼンテーション内容への質問やフィードバック、また発声やジェスチャーといったテクニカルな面でのアドバイスをしました。発表に関するコメントだけでなく、大学生活について、また英語ほか外国語学習について、様々なフリートークができた様子でした。
☆Meeting Dayで協力をしてくださった学生は、
大学英文学科1年の今泉 瑠菜さん、島 萌歌さん、平塚 結さん、町田 天音さん、町田 果音さん、
短期大学部英文学科2年の蝦名 凛さん、
大学英文学科4年の平田 陽介さん
です。

参加高校生の皆さんは、“Meeting Day”はもちろん実際の本番発表(“Recording Day”)でも、Zoomを使って自分たちの発表を配信し、画面越しに会話のやり取りをしました。オンライン化がどんどん進み、Zoomだけでなく多くのウェブ会議ツールが大学や企業で使われています。そうしたウェブ会議・配信を実践的に経験する場にもなったと思います。

北星学園大学国際教育センターでは、コロナ禍と呼ばれる状況下ではありますが、オンラインツールや様々な方法を駆使し、実践的かつ充実した国際教育を行えるよう日々活動しております。世界的にウィズコロナ社会での生き方が模索されている現代において、常に新しく有効な教育活動を実施していきます。この度のEnglish Camp in 北星 Online 2021が、参加高校生の皆さんにとって、良い学びの場となり、英語を使ってのコミュニケーション力をさらに高めていってほしいと思います。