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入学予定者及び保護者の皆様

本学「危機管理ステージ」の改訂と2021年度の授業実施方針について

北星学園大学 全学危機管理委員会

1. 「危機管理ステージ」の改訂と道の集中対策期間終了に伴う運用
 北星学園大学では、学生・教職員の「生命と健康」を守り、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の徹底と学習機会の確保・キャンパスライフの両立を図るため、道内の大学として一早く、2020年4月より大学独自の「危機管理ステージ」を策定し、大学活動を行って参りました。
 この度、国の分科会ステージ、文部科学省の衛生管理マニュアル、北海道の警戒ステージを参考にして、現在の状況を踏まえた見直しによる改訂を行いました。
 北海道の集中対策期間が3月7日(日)に終了したことに伴い、3月11日(木)より本学の危機管理ステージ(改訂版)のステージ2(警戒)を適用し運用することとします。
 なお、学生活動についてはクラスター発生防止に十分注意する必要が求められていることから、危機管理ステージに基づきつつ、学生部指導の下で活動を認めることとします。

2.  2021年度授業実施方針
 2021年度の授業については、本学の危機管理ステージ3(制限小) 以下の場合、新しい生活様式と感染拡大防止対策を継続して実施しながら、対面授業の実施を基本とし、感染予防の観点やその他の必要性に応じて非対面授業(遠隔授業)を取り入れて行う予定です。
 なお、政府による緊急事態宣言の発出、北海道の集中対策期間の設定、大学内での感染拡大が確認される事態などでは対面授業の継続が難しくなる場合も想定されます。そのよう場合、本学の危機管理ステージのレベルを上げ、ステージ4(制限中)以上では、非対面授業(遠隔授業)の実施を基本とし、さらに事態が悪化すれば全ての授業科目を遠隔授業に切り替える判断を行う場合もあります。
 現在、「2021年度前期対面授業(感染拡大防止)ガイドライン」を作成中です。決定次第、大学ホームページに掲出するとともに、在学生へはメーリングリストからもお知らせいたします。

※引続き北海道からは過度の気持ちの緩みを避け、3月・4月の人の動きや会食機会など感染リスクが高まる時期に備え、飲食の場面での「黙食」などの行動の定着、感染再拡大の予兆探知や予兆への迅速な対応が求められておりますので、緩みのない行動を心がけていただきますようお願い申し上げます。

・北星学園大学危機管理ステージ(2021.3.10改訂版)

厚別区もみじ台団地に2021年度から新たに入居する学生を、下記のとおり募集します。
本事業は、2017年に本学と札幌市で締結した「学生への市営住宅提供事業」協定に基づき、札幌市は市営住宅の空き室を格安で学生に提供し、学生は自治会活動(清掃や玄関除雪、お祭りの手伝い等)に参加することで地域活性化のお手伝いをするという取組です。2021年度は継続学生3名の入居が決定しています。
募集案内書及び申込書を社会連携課で配布していますので、関心をお持ちの方は早めにお問合せください。

  1. 応募資格:2021年4月以降、大学または短期大学に在籍する学生
    (新入生を含む。ただし留学生を除く)
  2. 募集件数:3~4戸

  • 案内書及び申込書は、社会連携課で配布しています。新入生は郵送での対応も可能ですので、まずは電話またはメールでご連絡ください。
  • 申込後、札幌市の面接を経て採用の可否が決まります。入居時期は原則4月以降ですが、諸手続きが完了できる場合は3月中の入居にも対応可能ですのでご相談ください。
  • 募集戸数に達した段階で申込受付を終了します。物件の内覧を希望する方は、札幌市と調整しますので早めにお問合せください。

問合せ先:社会連携課
     TEL:011-891-2731(内線4140)
     e-mail:renkei@hokusei.ac.jp

下記の期間で、大学入学共通テスト利用選抜(Ⅱ期)の出願を受付いたします。
詳しくは下記のページをご確認ください。

Web出願期間 2021年3月1日(月)~3月9日(火) 13:00まで

Web出願ページ
https://entry.hokusei.ac.jp/webentry/

受験生の皆様、入学予定の皆様
保護者の皆様

北星学園大学における2021年度の授業実施方針について

学長 大坊 郁夫

 受験生の皆さん、北星学園大学及び短期大学部への合格おめでとうございます。入試選抜改革や、感染症の危機対応の影響により、大変な気苦労をされた受験だったと思います。その中でしっかりと受験対策を行い、目標の進路に向かって努力されてきた皆さんに敬意を表します。

 2020年度は本学においても感染拡大防止と教育の質の確保のため、緊急的対応として遠隔授業にシフトせざるを得ない状況でした。新年度は、感染防止対策の徹底と対面授業・キャンパスライフの両立を図るかを検討しつつ、皆さんが4月に入学されますことを心待ちにして準備を進めています。

 本学は通学制で単位を取得する大学であり、コロナ禍であっても、学生のみなさんが真摯に学習・研究に取組み、学生生活を送ることができる環境を提供しなければなりません。この1年、感染拡大防止と教育の質の確保の両立を図り、さらにはガイドラインに従ったサークル活動の再開などキャンパスライフの工夫も行ってきました。そのため感染者数が少なく、また学内での感染や授業、サークル活動での感染連鎖は発生せず、しっかりとコロナ対応と教育の両立を図ることができました。

 新年度は、これまでに経験した遠隔授業のプラス面を効果的に交えて、可能な限り学生同士や教職員と交流する対面授業の機会を確保した質の高い教育展開をしていくことが必要です。知見の蓄積から、コロナウイルスの危険性を正しく認識し、各自がマスク着用、手洗いや手指消毒を行いつつ、教室でも社会的距離を保って座席指定を行うなどの感染防止対策によって、大学内での感染連鎖を回避できる事が分かってきました。そのため対面授業の必要性に鑑みつつ教育の質を確保する観点から、遠隔授業との適切かつ合理的な組み合わせの中で、対面授業を展開することが可能であると考えています。

 コロナ禍の本学に課せられた高等教育機関としての使命を果たすべく、2021年度は対面授業を拡大していく方針で臨みます。なお感染の状況によっては、遠隔授業の活用も視野に入れておく必要があります。入学にあたっては各自、自宅等での遠隔授業を受講するためのインターネット環境(カメラ・マイク付きのノートパソコン推奨と、Wi-Fi通信)を整えていただくようお願いします。(別紙資料参照

 新しく始まる大学生活には、様々な不安や戸惑いがあるかもしれません。しかしながら教職員一同、コロナ禍にあっても皆さんが充実した大学4年間または短大2年間の学びとキャンパスライフをおくれるように努め、支援して参ります。4月に大谷地のキャンパスでお会いできることを楽しみにしております。

受験生webでは、本学に所属している先生達の魅力をお伝えする新動画コンテンツ「研究者Story」を公開しています。
本コンテンツでは、教授、准教授、講師の先生たちにインタビューを行った様子をご覧いただくことができます。
インタビュー内容は、専門の研究分野や研究のきっかけに加え、プライベートの部分も聞いています。

第4目は、社会福祉学部福祉臨床学科の「牧田 浩一」先生です。
コンテンツは下記からご覧ください。

大学及び短期大学部の2021年度 一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜(Ⅰ期)の願書を受付しております。
なお、全てWeb出願となりますので、ご留意ください。

◎Web出願のページ~https://entry.hokusei.ac.jp/webentry/

Web出願の登録期間は下記の通りとなります。

  • 一般選抜 2021年1月12日(火)~1月25日(月)
  • 大学入学共通テスト利用選抜(Ⅰ期)2021年1月12日(火)~1月28日(木)
  • 一般選抜の試験日は下記の通りです。
    *試験日が異なる学科の併願ができます。
    また、大学入学共通テスト利用選抜(Ⅰ期)との併願も可能です。

    2月6日(土) 経済学科 福祉心理学科 (短期大学部)
    生活創造学科
    2月7日(日) 心理・応用コミュニケーション学科
    経営情報学科 福祉計画学科 (短期大学部)
    英文学科
    2月8日(月) (大学)
    英文学科
    経済法学科 福祉臨床学科

    一般選抜の会場は、本学(札幌)のほか、旭川・帯広・函館・東京・青森で実施いたします。
    出願に際してご不明な点等がありましたら、本学入試課(代表:011-891-2731)までご連絡ください。
    (平日 9:00~17:00)

     受験生Webに掲載しております2021年度入学試験要項において、集合着席時間に関する記載に誤りがありました。お詫びして下記の通り訂正いたします。

    2021年度入学試験要項
    一般選抜要項 9ページ(大学)、40ページ(短期大学部)
    「7.受験にあたっての注意事項」
    (誤)② 試験当日の集合着席時間は各入試の要項で確認のうえ、・・・
             ↓
    (正)② 試験当日は9時から試験場に入場できます。集合着席時間は10時です。所定の試験会場に入室、着席してください。天候・雪害・交通渋滞等を考慮のうえ、余裕をもって入場してください。

    1月16日(土)・17日(日)に行われる令和3年度大学入学共通テスト実施に伴い、15日(金)から受験生および関係者以外の大学構内への立ち入りを規制します。

    受験生の試験会場の下見は、下記時間帯において建物入口まですることができます。
    1月15日(金) 9:00~17:00 ※試験室には入室できません。

    試験当日は、天候状況及び公共交通機関の運行状況等を確認のうえ、余裕をもって試験場にお越しください。

    また、試験当日は、8時00分から校舎内への入場を開始します。

    大学構内までの経路はこちら

    北星学園大学への受験を考えている受験生の皆さんへ

     新年あけましておめでとうございます。

     受験勉強も最終の追い込みで頑張っておられると思います。

     北星学園大学では、皆様の努力が報われるよう受験に際して、万全な感染予防策を徹底し、1教室あたりの受験生の数を教室収容人数の約2分の1以下として準備を進めていますので、安心して受験してください。

     年末年始はマスコミのみならず、どこを向いても新型コロナウイルスの感染禍のことが取り沙汰されています。北海道では感染者数はやや沈静傾向にあり、医療従事者など、関係者の方々の多大な努力に敬服するばかりです。

     本学では、後期は前期よりも対面授業を増しましたが、残念ながら北海道の感染者数増加に伴い11月以降は、対面授業としたものを非対面とせざるを得ない科目もありました。また再開したクラブ・サークル等の課外活動にも制限を加えざるを得ませんでした。しかしながら学生の感染者はごく少数に抑えることができ、学生の学修機会の確保との両立を図ることができました。

     皆さんが入学されます、次年度には、継続して感染リスクを最大限避けつつ、対面授業をこの後期以上に拡大していく工夫をいたします。学内でのソーシャルディスタンスをとり、感染拡大を防ぎながら、できる限り学生らしいキャンパスライフを送ってもらえるように努力していきたいと思います。

     大学人一丸となってこの難局を乗り越え、次年度に向かいたいと考えております。全面的に対面授業でき、キャンパスライフを謳歌できるような環境となること強く念じています。

     皆さんが最後の受験勉強に集中し、安心して北星学園大学を受験して4月から本学の学生となられることを強く期待しております。

    学長  大坊 郁夫

    【リンク】
    新型コロナウイルス感染症等に罹患した受験生に対する配慮について

     「English Camp in 北星」は本学が2016年に開始したイベントで、今年度で5回目の実施となります。例年であれば、高校生18名と本学の学生、留学生が、2日間、原則英語を使って生活を共にしながら、グループワークやスキット(短い劇)形式の発表を通して他者理解の重要性と実践的コミュニケーションに必要な英語を学ぶイベントとなっていますが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により「English Camp in北星 Online 2020」と称し、オンラインでプレゼンテーションコンテストを実施しました。

     道内高校へ通う生徒が、3~5名程度のグループ毎に“Introducing a place in Hokkaido to people around the world”というテーマに沿って英語のプレゼンテーション動画を作成・提出し、本イベント実行委員がそれぞれの動画について審査を行いました。

     厳正なる審査の結果、全45作品(参加者数180名)の中から選ばれた受賞作品・グループ名(高校名)は以下のとおりです。

    ★Hokusei Prize(Best one)
    作品名:THIS TOWN
    チーム名:Tomorrow House
    高校名:北海道登別明日中等教育学校

    【受賞理由】
    最優秀賞であるHokusei Prize に選ばれたのは、北海道登別明日中等教育学校のTomorrow Houseの作品です。
    この作品では、次の展開が楽しみになるようなとてもユニークな展開で、主題である“Introducing a place in Hokkaido to people around the world”が表現されています。採点基準であった、English・Acting・Filming・Contentの全項目に優れたメッセージ性の高い作品になっていたことから、最優秀賞となりました。

    ★English Language Prize
    作品名:Experience SAPPORO
    チーム名:Quarted
    高校名:札幌聖心女子学院高等学校

    【受賞理由】
    English Language Prizeを受賞したのは、札幌聖心女子学院高等学校のQuartedの作品です。
    この賞は、英語の発音や語彙・文法という観点から受賞作品を決定しました。
    Quartedの作品では、「for example」などの繋ぎ言葉をうまく使い、多くの語彙を用いて札幌の魅力的な場所を紹介しています。英語でコミュニケーションを取る際に必要な、「相手に伝えるための英語」を実践していたことが特に高く評価され、受賞が決まりました。

    ★Humor Prize
    作品名:Most Famous Japanese Restaurant in Saroma
    チーム名:Saroma-high Smartest Students
    高校名:北海道佐呂間高等学校

    【受賞理由】
    北海道佐呂間高等学校のSaroma-high Smartest Studentsの作品は、Humor Prizeに選ばれました。
    この作品では、観光地として有名な場所を取り上げているのではなく、地域の蕎麦屋さんを取り上げています。店主へのインタビューや実際にそばを食べるシーンを盛り込み、地元の魅力を存分に伝える作品となっています。そばを食べている生徒の豊かな表情にも注目です。

    ★Technical Prize
    作品名:The trip to Edo period
    チーム名:kunoboー
    高校名:北海道登別明日中等教育学校

    【受賞理由】
    北海道登別明日中等教育学校のkunoboーの作品は、Technical Prizeに選ばれました。
    スムーズなシーンの切り替えだけでなく、それぞれが和装や忍者の服装に着替えることで、効果的に登別伊達時代村の魅力を紹介している作品となっていることが受賞の決め手となりました。全員がカメラ目線で説明をしており、メッセージがよりよく伝わる作品となっています。

    ★Originality Prize
    作品名:Banei Horse Racing in Our Town.
    チーム名:オートミールパン会議
    高校名:北海道幕別清陵高等学校

    【受賞理由】
    Originality Prizeを受賞したのは、北海道幕別清陵高等学校のオートミールパン会議の作品です。
    ばんえい競馬を取り上げ、その歴史の説明や実際の力強いレースシーンを効果的に取り入れた魅力的な作品となっています。歴史的な観点からの説明や馬の餌やり体験シーンなど、バラエティに富んだ演出が受賞の理由です。

     「English Camp in北星 Online 2020」にご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

     本イベント実行委員による受賞動画紹介動画につきましても、本学国際教育センターのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCDil6zG_RDm4GJVtfpAT0Fw)にて公開中です。ぜひご覧ください。

    ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、例年のような対面形式での実施とするか、今年のように非対面形式での実施とするかにつきましては未定ではございますが、「English Camp」というイベント自体は来年以降も引き続き開催していく予定です。詳細が決まり次第、改めてご案内させていただきます。